皆さんこんにちは!
羽田鉄筋工業、更新担当の中西です。
イベント盛り沢山なこの季節、いかがお過ごしでしょうか?
さて、本日は第2回鉄筋組立工事雑学講座!
今回は、鉄筋組立工事の工程と手順についてです。
鉄筋組立工事の工程と手順
鉄筋組立工事には、計画から組立、結束、位置の確認といった一連の工程が含まれます。
それぞれの工程で適切な手順を踏むことで、精度の高い施工が可能となります。
この回では、鉄筋組立工事の工程とその手順について詳しく解説します。
鉄筋組立工事の基本工程
鉄筋配置図の確認と準備
鉄筋組立工事は、まず鉄筋配置図をもとに、鉄筋の種類や配置、結束方法を確認することから始まります。
配置図には、鉄筋の太さ、間隔、結束の位置が記載されているため、施工前にしっかりと確認します。
鉄筋の切断と加工
鉄筋は、設計図に従って必要な長さに切断され、曲げ加工が行われます。
加工には、専用の機械や道具を使用し、正確な寸法と角度で仕上げます。
切断や曲げが正確でないと、鉄筋が組み立てられた際にズレが生じるため、精密な加工が求められます。
鉄筋の配置
次に、切断・加工された鉄筋を現場に運び、図面に従って配置します。
鉄筋は水平および垂直に交差する形で配置され、一定の間隔が保たれるよう調整します。
配置の際には、鉄筋が動かないように仮留めやスペーサーを使って固定します。
鉄筋の結束
配置された鉄筋は、結束線(ワイヤー)を使って結束されます。
結束には手結束や専用の結束機が使用され、鉄筋がしっかりと固定されることで、コンクリート打設時のずれや移動が防止されます。
位置と寸法の確認
結束が完了したら、鉄筋の位置や間隔が設計図通りであるか確認します。
また、コンクリートかぶりの厚さ(鉄筋とコンクリート表面の距離)も測定し、必要な厚さが確保されていることを確認します。
これにより、鉄筋がコンクリートで保護され、錆びにくくなります。
以上、第2回鉄筋組立工事雑学講座でした!
次回の第3回もお楽しみに!
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